[レポート]『JBUG大阪 #3 プロジェクトテーマパークで遊ぼう』に参加してきました。
こんにちは!CX事業本部の北中です。
普段は大阪オフィスでPdM(プロダクトマネージャー)をしています。
12月10日(月)に JBUG大阪 #3 プロジェクトテーマパークで遊ぼう が開催されたので、今回初めてJBUGのイベントに参加してきました。
大阪で3回目の開催となる今回のイベント
会場は名刺管理サービスで有名なSansanさんのオフィス内にあるイベントスペースで行われました。
今年の7月にオフィスをリニューアルされたそうで、イベントスペースから執務室が全面ガラス張りで見られる、開放感のあるとてもオシャレな空間でした。
個人的にオフィスデザインにとても興味があるため、よく「行ってみた系」のオフィス紹介ブログを見るのですが、こういった機会にデザインコンセプトがしっかりしているオフィスを実際見させて頂くと、業務効率化のための工夫や、開発に対するこだわりが感じられる空間の使い方をされていることがよく分かり、しかもデザインとのバランスの取り方がとても上手で、オシャレに落とし込んでいるのが素晴らしかったです。
事前に把握していれば、もう少し早く会場に入ってじっくり見れたのに…
それさぁ、早く言ってよ〜
オープニング
JBUG大阪の運営リーダーをされている駒田美沙子さんから、JBUGの概要や今回のイベントの説明などを伺い、参加者全員の自己紹介が始まりました。全員で自己紹介をするのは神戸のイベントをきっかけに、関西開催のイベントでは恒例になっているとのことです。
自己紹介って、自社のサービスや強み、自身のロールを含めて短くまとめて言えるテンプレートを持っていると、なにかと便利ですよね。
LT(ライトニングトーク)
LT参加枠でお二方が登壇されました。
Backlogに関わるエピソードや普段の運用方法など、Backlogユーザーとして、色んな方のノウハウを聞ける機会があるというのは大変ありがたいですね。
後藤智浩さん
株式会社Chatbox 代表取締役(エンジニア/技術顧問)
『Backlog as a Database』というテーマで、チームでの課題管理にBacklogは欠かせないタスク管理ツールですが、それをデータベースっぽく使えないか?というアイデアをきっかけに開発を進め、メールやAPIを使ってデータ連携すれば、情報の一覧や検索、編集や追加も簡単に出来て、小規模なシステム開発でBacklogをデータ管理すると便利とのこと。
仕組み上、リレーションは出来ませんが、日時やカテゴリ、ラベルなど検索機能は十分強力で、実際にWebサイトからの問い合わせ管理や、勤怠管理システムとして運用されているそうです。
Tomoyuki Eiryuさん
CRM領域を中心に、中小企業の業務ツール導入や運営支援をされている方で、CRMにBacklogを活用したお話でした。
先ほどの後藤さんと同じく、問い合わせツールとしてBacklogを活用されており、IT業界以外の世界では、まだまだITツールの導入ハードルが高く(いわゆるIT投資)、メールすらあまり使わない業界の方(電話やLINE@などが主なコミュニケーションツール)は、そもそもPC自体使うことが少なく、そういった方向けに使いやすいITツールを提供されているそうです。
LINE@をコミュニケーションの軸に、kintoneやBacklogをZapierという業務自動化ツールを使って連携し運用されているとのことでした。
プロジェクトテーマパークで遊んでみた
どんなゲーム?
簡単ですが、こんな感じです。
3〜5名でチームを作り、それぞれ能力の違うロール(新人・エース・完璧主義など)を割り当てて、6ヶ月(6ターン)という期間内で決められた数のアトラクションを建築出来るかチャレンジするゲームで、毎月建築するアトラクションの数は「見積りフェーズ」としてチームで相談しながら決めていきます。
1ヶ月で多くのアトラクション建築を目指してもいいのですが、見積りで決めた数を達成出来なかった場合は信頼度をひとつ失い、ゼロになるとゲームオーバーになるため、計画性がかなり重要です。
また、サイコロを振って出た目によってアトラクション建築が成功か失敗か決まるため、運の要素も必要なところがボードゲームとして面白いポイントです。
ゲームの特徴やルールは、こちらのブログに詳細が掲載されていますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。 プロジェクトマネジメントを学ぶボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」をオペチームで遊んでみた
実際に遊んでみた
今回のイベントでは、1チーム4〜5名、計4チームに分かれて遊びました。
私が参加したチームは5名中4名がゲーム初体験でしたので、同じチームにいた経験者の方にルールを教えて頂きながら遊んだのですが、とにかく面白かったです!
実際にチームでプロジェクト進行をしているような体験をしつつ、ボードゲームならではのみんなでワイワイ遊べる感じも楽しく、遊びながら学べる良いゲームでした。
チームの結果は見事に目標達成し、とても盛り上がりましたが、私はサイコロの出目が良い「エース」というロールにもかかわらず、サイコロ運があまりにも悪すぎて個人の成績的には残念な結果になり悔しかったのですが、それでもチームメンバーに助けてもらいながら進められたのも良い経験でした。
振り返りがとても大切
同じチームの経験者の方にゲーム終了後の振り返りが大切というアドバイスを頂き、みんなで各ターンの出来事を思い出しながら、
「あのターンでアトラクションをもう少し建築出来ていれば余裕が生まれたよね」とか、
「新人が早い段階で成長(良いサイコロを振れるようになる)したのがチームにとってすごくプラスになった」とか、
振り返り自体がチームワークをさらに高めているような感覚があり、同じチームで何回もプレイすれば、仕事にメチャクチャ活かせるのでは?と思いました。
最後に
ボードゲームを通じてプロジェクト管理を学べるというのは他にないのでは?と思えるほど完成された内容で、普段からチーム単位でプロジェクトに参加している方、チームビルディングに携わる方にオススメ出来るゲームです。
今回は時間的に1プレイしかすることは出来ませんでしたが、何度もやりたいと思えるようなボードゲームでした。
※イベント当日の様子は、 こちら にまとめてくださっています。